ヤマハさんのエレクトリックベース科の実技試験の課題曲3曲を弾いてみた


ミュージシャンと言われる方はいっぱいいますが、

うまいミュージシャンとか、できるプレイヤーとか、基準がなくてわかりづらいものです。

 

今回は、ヤマハさんの音楽教育事業の「ヤマハ大人の音楽レッスン講師募集」の実技試験の課題曲3曲を弾いてみました。

感想を書いてみようと思います。

 

1・実技試験について

ヤマハさんのホームページに課題曲のページがあります。

http://www.yamaha-mf.or.jp/t-audition/pms/content/eb.html

もちろんベースだけでなく、いろんな楽器の科目があります。

 

2・課題曲1について

 

スローテンポの16ビートの曲でした。

イントロのベースソロから始まって、タイトなグルーブとキメを演奏できるか問われています。

ソロの構成力など、なかなか良問でした。

 

細かく見ていくと、

イントロ5小節目のEbm6 / F がおいしいフレーズ作りの鍵かと思います。

コードのトップノートに被らないフレーズも大事かと思います。

 

Bパートの指定のフレーズのハンマリングオンやスライドを使うことなど、

表現力も問われています。

 

3・課題曲2について

 

ミドルテンポのバウンス系の曲でした。

ベースラインがほぼ音符で指定されていて、

読譜力、グルーブ感、最後のユニゾンなど、これもベーシストにとって大事なことが判断できる曲でした。

 

演奏上のポイントに、2フィンガーで演奏と書いてあります。

あえて2通りのアプローチをしてみました。

最初は、中指と人差し指の2フィンガーで、いわゆる普通のアプローチです。

次は、人差し指と親指の2フィンガーで、モータウンやウッドベース的なアプローチです。

個人的には、どちらも正解であり、それをチョイスできるのがプレイヤーの引き出しの多さかと思います。

大事なのはグルーブです。

 

4・課題曲3について

 

早めのテンポの16ビートのスラップの曲でした。

マーカス・ミラースタイルのフレーズで、フィルイン以外全部音符の曲でした。

 

基本の4小節パターンなのですが、

プルの場所やゴーストノートの音符など全部指定されています。

個人的な手癖もありますが、なるべく楽譜通りにできるのがいいと思います。

 

演奏上のポイントに、リズムが前に突っ込まないようにとありますが、

コツは、フレーズを歌う事だと思います。

ダウンビート(オンビート)をしっかり感じて、1拍1拍をしっかり長く歌う事。

 

5・まとめ

個人的に、3曲の中で一番難しかったのは1曲目でした。

アドリブが多かったために、センスが問われてます。

もちろん2曲目・3曲目もグルーヴ感や読譜力を問われていて、100点を出すのは簡単ではないと思います。

私も自己採点は、90点から95点ぐらいかと思います。

 

しかしながら、

プロと自負したいミュージシャンでしたら、この曲集を難しいと感じてはダメだと思います。

スタジオワークでは、30分ぐらいでこなさなくてはいけないと思います。

この楽譜以上のプレイができなくてはいけないと思います。


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川井仁
幼少よりピアノ・ギター・作曲・DTMなど音楽の勉強を初める 19歳でベーシストとして活動を初める クラシック・ロック・ジャズ・歌謡曲など 多数のレパートリーがあり 多数のベースを所持していた為 ハイエンドからヴィンテージまで造詣が深い